住宅塗装
こんな症状があればすぐにご相談ください
チョーキングとは、外壁を手で擦ると白い粉がつく状態ことです。白亜化とも呼ばれ、比較的初期段階の劣化サインなので、この段階での対応がとても大切になります。
チョーキングは塗料が結合力を失い、塗料成分が粉上になるために起こります。
チョーキングが起こると保護機能の働きが低下し、水分を吸収するようになるため、コケやカビの原因になります。
チョーキングが進行すると次に外壁のひび割れが発生します。振動等が原因の場合は小さなひび割れが発生しますが、業者の不手際や建物の構造に問題がある場合は亀裂は大きくなるのが特徴です。
外壁全体よりも一部分で発生しやすく、徐々に全体に広がっていく傾向にあるため、ひび割れを発見した場合は早急な対応が必要になります。
主に塗料の耐用年数経過により発生します。ひび割れからさらに進んで亀裂が大きくなり、塗装に剥がれが見られたらとても危険な状態のサインです。この状態は、外壁の建物を保護する機能が完全に失われています。塗料の密着力が低下し、弱くなると剥がれや浮きが起こります。外壁の一部が膨れ上がっている場合は剥がれのサインです。
紫外線の影響を受け、外壁の一部の色合いが変化してしまう状態です。樹脂が劣化している状態になるので、放置をするとチョーキング、ひび割れ、剥がれと状態がどんどん悪化していきます。常に陽や風にさらされているため、外壁全体の色合いが落ちてしまうのは避けられませんが、部分的に変色したり、ツヤが無くなったりした場合は要注意です。
塗装屋さんから依頼が来るほどの技術力
塗るだけの作業で簡単にできると思われがちな塗装ですが、実際は職人の腕の違いが顕著に現れるため、高い技術力が求められる仕事です。仕上がり、見た目の違いはもちろん、塗り替え後の劣化の具合も塗装業者によって大きな差が生まれます。
弊社は塗装中の下地の状態を見て、追加の上塗りも実施しています。また、雨樋いの修理などの軽微な修繕も、追加費用なしでその場で対応するのが原則です。やはり、実際の現場で直面する問題は多くあります。この姿勢が、口コミやリピートに繋がっているのです。
外壁塗装で使用する塗料と耐用年数
塗料 | 耐用年数 |
---|---|
アクリル系塗料 | 約5年~8年 |
ウレタン系塗料 | 約7年~10年 |
シリコン系塗料 | 約10年~13年 |
フッ素系塗料 | 約10年~15年 |
定期的なメンテナンスで家を快適に長持ちさせる
外壁には快適な暮らしを守る役割があります。しっかりと健康な生活を守るためにも、メンテナンスは欠かせない作業の1つです。気づかないうちに劣化が進み、気づいたときには取り返しがつかないほど傷みが進行しているケースも多く見受けられます。耐用年数が20年と比較的長い塗料を使用していても、メンテナンスを怠ると短期間で状況は悪化してしまうのです。このような場合、修繕にかかる費用も大きくなるため、定期的なメンテナンスは経済的にも大きなメリットがあります。メンテナンスを定期的にすることで、家自体を長持ちさせる効果もあるのです。
家は生涯を共に過ごすパートナー。いつまでも美しい家で暮らし、家族にとっても自身にとっても家にとっても、幸せな空間を保つように心がけましょう。
築10年が、塗り替えの目安
高性能な塗料を使用していても、年中外気に触れている外壁はその都度劣化していきます。美しく、健康な外壁の状態を保つには、築10年での塗り替えがおすすめです。築10年という短いサイクルで塗り替えを行うと、その後の家の耐久性が大きく変わります。耐用年数ギリギリまで我慢して塗り替えを行っても、家自体が受けるダメージを緩和できないのです。今では二世帯、三世帯の家庭も増えてきているので、10年、20年、30年先も暮らせる家にするためにも、塗り替えは築10年を目安に行いましょう。
塗り替えのタイミング
ひどくなってしまう前が塗り替えのベストタイミングです。剥がれやひび割れが進行すると、外壁だけでなく建物自体のダメージが大きくなります。そのため、塗り替えが遅れると余分な修繕が必要になるケースが多いです。ひび割れや剥がれなど、明らかな劣化が生じる前の色あせや変色、チョーキングのサインを見逃さないことがポイントです。
10年が目安になるので、毎月少しずつお金を貯め、適切なタイミングで塗り替えができるようにしておきましょう。
屋根塗装
屋根塗装は雨漏りが発生するまで行わない方もいらっしゃいますが、塗料の耐用年数に合わせて塗装を行うべきです。屋根には屋根材と塗料の2つの耐用年数があります。塗料が先に劣化し、その後、屋根材へのダメージが蓄積していきます。つまり、塗料が劣化したタイミングで屋根塗装を行えば、屋根材へのダメージが緩和できるのです。
雨漏りや漏水が発生すると、屋根材はもちろん、いたるところの材料が傷み、カビや腐食の原因となるため、修繕コストが大きくなります。塗料の耐用年数に合わせてメンテナンスを行うことで、結果的に費用を抑えられ、家も丈夫で長持ちするようになるのです。
屋根を塗装するタイミング
耐用年数は10年前後ですが、劣化の状態によっては7,8年あたりでの塗装が必要です。劣化状態の判断基準としては、色あせ、ひび割れや塗装の剥がれ、コケやカビ、錆の発生、屋根材の破損などが挙げられます。遠方から確認しづらい上、屋根の上部などは頻繁に確認できないため、定期的な検査やメンテナンス時に業者に確認してもらい、写真などで判断するようにしましょう。